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サラリーマン川柳とは

第一生命の企画コンクールで、1987年から毎年募集選考が行われています。

内容は、最近の流行や世相を反映したものが多く、
サラリーマンの悲哀や夫婦関係を皮肉やユーモアたっぷりに読んだものが多くを占めます。

優秀作品は、毎回第一生命のサイトで公開される他、書籍化も行われています。

日本漢字能力検定協会の今年の漢字、住友生命の創作四字熟語、東洋大学の現代学生百人一首、自由国民社の新語・流行語大賞と並んで、現代の世相を反映する一つの指標として使われることが多く、入選作が発表されると各メディアで取り上げられています。

ただし最近は景気の長期低迷または企業のリストラの深度化に伴う自殺の激増、所得の格差の拡大などからユーモアといえない作品が多く、度を越えたブラックユーモアだ、残酷すぎるとの意見もあり、廃止の声があることも事実です。

サラリーマン川柳歴代1位作品

おんなのことば

おんなのことば

人気ランキング : 32,010位
定価 : ¥ 1,313
販売元 : 童話屋
発売日 : 1994-08

価格 商品名 納期
¥ 1,313 おんなのことば 通常2日間以内に発送
男性にも読んでほしい

かわいい装丁、「おんなのことば」のタイトルと、男性が手に取るには少々勇気がいりました。大阪→名古屋の2時間の移動中に手に読みはじめましたが、あまりの激しさ、奥深さに十数編しか終えていませんでした。『自分の感受性くらい』『一人は賑やか』『汲む』など、どれもすばらしい作品ばかりですが、私は『知名』に一番心ひかれました。情けは人のためならず、そんな言葉がすっと心に入ってきます。いつも忘れないでいたいですよね。

なぐられる

文庫本サイズ、それでいてハードカバーの美しい装丁の詩集です。
茨木のり子、国語の教科書で恐らく誰しもが目にした事のある名前でしょう。
あら、カワイイ本。
そう手にとって表紙を開けると、
「自分の感受性くらい」という詩があらわれます。
【ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな】
で始まり、
【自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ】
で終わります。
私はショックでぐらぐらしながらこの本をそのままレジに持って行きました。
こんなはずじゃなかった。
昔はばりばりしごとをしていたのに。
こんなに偏屈なこと思わなかったのに。
臆病になってしまったのはいったい何のせいなの。
そんな思いにとらわれたことのある方、
一度、茨木のり子さんに「ガツン!」と殴られてみてはいかがですか?

そんな「おんな」の「ことば」の集まりだ

 
この詩集に収録されている茨木のり子さんの詩は、彼女の「詩」と対峙する時の精神のエッセンスというべきものばかりだ。
「茨木のり子」という詩人を知るための入門編としてはうってつけの詩集である。(しかも安価である!)
「自分の感受性くらい」は言うに及ばず、「女の子のマーチ」や「みずうみ」という詩を読むと、彼女の人間というどうしょうもないが、それでも許さざるを得ない宿命を、優しく、厳しく包み込んでいることが、彼女の言葉を通して伝わってくる。
そして「わたしが一番きれいだったとき」が秀逸である。
一人の人間は優しく包み込むことができる彼女で有っても、許すことができないことが世の中に有ることを、彼女ならではの言葉で表現している。
そんな「おんな」の「ことば」の集まりだ。
 

忘れかけていた優しさを思い出させてくれる

学生時代の国語の教科書以外で詩に触れたことのない私が初めて買った詩集です。どの詩も大変素敵ですが、特に「汲む」という作品は、毎日の仕事に追われて渇きがちな私にすーっと染み込んでいった、素晴らしい詩です。「初々しさが大切なの 人に対しても世の中に対しても」というフレーズを目にした途端、男性の多い業界で負けじと肩肘張っていた私の心を不思議な温かさで満たしてくれ、それまでの余裕のなくなっていた我が身を振り返ってハッとしました。世知辛い世で、忘れがちなものを思い出させてくれる、宝物です。

言葉の可能性

茨木のり子さんの言葉は、私の中の触れられたくない部分に光を当てます。強く厳しい視線で、自分を再認識させ、顔を上げて歩き出すための強さも奮い立たせてくれます。同時に、優しく暖かい視線で囲まれた自分に気付かされるのです。



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