サラリーマン川柳に関する情報をお届けします。サラリーマン金太郎 neo 大家
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サラリーマン川柳とは

第一生命の企画コンクールで、1987年から毎年募集選考が行われています。

内容は、最近の流行や世相を反映したものが多く、
サラリーマンの悲哀や夫婦関係を皮肉やユーモアたっぷりに読んだものが多くを占めます。

優秀作品は、毎回第一生命のサイトで公開される他、書籍化も行われています。

日本漢字能力検定協会の今年の漢字、住友生命の創作四字熟語、東洋大学の現代学生百人一首、自由国民社の新語・流行語大賞と並んで、現代の世相を反映する一つの指標として使われることが多く、入選作が発表されると各メディアで取り上げられています。

ただし最近は景気の長期低迷または企業のリストラの深度化に伴う自殺の激増、所得の格差の拡大などからユーモアといえない作品が多く、度を越えたブラックユーモアだ、残酷すぎるとの意見もあり、廃止の声があることも事実です。

サラリーマン川柳歴代1位作品

二人が睦まじくいるためには

二人が睦まじくいるためには

人気ランキング : 16,012位
定価 : ¥ 1,313
販売元 : 童話屋
発売日 : 2003-10

価格 商品名 納期
¥ 1,313 二人が睦まじくいるためには 通常24時間以内に発送
詩人のまっすぐで、あたたかな言葉が胸に染みる、とても素敵な詞華集です。

 タイトルの『二人が睦まじくいるためには』は、本書の冒頭に収められた「祝婚歌」の最初の一行からとられています。吉野弘さんの詩の花束から32編を選び、最後に、「祝婚歌」に寄せた茨木のり子さんの文章を載せて。それがポケットサイズの詞華集である本書です。
 吉野弘さんの誠実で真摯なお人柄やあたたかくて澄んだ眼差し、それが行間から立ち上ってくるような詩だなあと、久しぶりに読み返してあらためてそう感じました。
 満員電車の光景を描いて胸がぎゅっと締め付けられるような「夕焼け」もいいですし、英語を習い始めて間もない弘少年と父親との会話に切ない気持ちにさせられる「I was born」も印象に残ります。
 でも、何度読んでも「これはいいなあ。素敵な詩だなあ」と思うのは、冒頭の「祝婚歌」という一編。海原に朝の光がすっと射し、あたたかな光で満たされていくような、そんな味わいにしみじみとさせられる詩です。
 本書に収録されている詩のほかにも、吉野弘さんの詩、素敵な作品がまだまだあります。吉野弘さんの詩をもっと読んでみたくなった方には、花神社刊行の『花神ブックス2 吉野弘』を手にされることをオススメします。吉野さんが、谷川俊太郎さんや大岡信さんを始めとする「櫂」の仲間と同席した時の写真や、ふたりの娘さんや御夫人と写っているスナップ写真も見ることができますよ。

人間は不完全な存在であるという思いから出発することの大切さ

 Amazon.co.jpのおすすめ商品の一つとしてこの本が私に推奨されていたので、予備知識もほとんどないまま手にしてみたものです。作者名も何となく聞いたことがあるという程度でしたが、本書には私が中高生の頃に国語の教科書で目にして強く記憶に残った詩が二編も含まれていることに驚きました。
 一編は「夕焼け」という詩です。混み合った電車の中で二度も高齢者に席を譲った若い娘が三度目はとうとう席を譲ることなく、うつむいてしまう。夕焼けを目にすることもなくじっと座り続ける娘の姿を読んでいます。娘の心をちょっぴり理解しがたい思いをしながら読んだ記憶があります。
 今一編は「I was born」。日本語も英語も「生まれる」という受身形で表現されることに気づいた作者がそのことを父に語るという内容です。確かに人間は自らの意思を斟酌されることなく産み落とされるという受動的な存在なのだと思ったことをよく覚えています。
 しかしこの作品には、息子の言葉を聞いた父が、出産直後に亡くなった妻の話をするという続きがありました。高校時代にもこの続きを含めて読んだはずなのですが、「生まれる」という言葉が受身だという発見にばかり気を取られ、父が息子を諭すために用いた妻(息子の母)の挿話のことはすっかり失念していました。
 さて、表題ともなった「祝婚歌」ですが、これは実に味わい深い詩です。酸いも甘いも噛み分ける年齢に達した人生の先輩が、若い新郎新婦に贈る「仲睦まじくあるための秘訣」。
 「正しいことを言うときは/相手を傷つけやすいものだと/気付いているほうがいい」というのは意味深い言葉です。「人間も人生も完璧なものでは決してない」という思いから出発していて、その点が共感を呼ぶのでしょう。離婚調停に携わる弁護士がこの詩を当事者夫婦に見せて翻意を促すのに使うという挿話もとても興味深く読みました。

贈り物に最適。

「祝婚歌」、本当にいいですねぇ。
この詩が掲載されている本はいくつもあるのですが、
たとえば結婚のお祝いに贈りたいなぁ、と思うとき、
この詩が本の「顔」担っているという点でも、
また、この本の顔がとてもその役割に合っているという点でも、
本当によくできた一冊だと思います。

二人が睦まじくいるためには

どこまでもやさしく、暖かくそれでいて厳しい、吉野弘さんの新しい詩集。読むたびに目頭が熱くなるのは、年齢のせいでしょうか。
表題の詩は、これから二人で生きてゆこうとする人のために、あるいはもうずっと永く生活している人たちのために、送りたい詩です。



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