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サラリーマン川柳とは

第一生命の企画コンクールで、1987年から毎年募集選考が行われています。

内容は、最近の流行や世相を反映したものが多く、
サラリーマンの悲哀や夫婦関係を皮肉やユーモアたっぷりに読んだものが多くを占めます。

優秀作品は、毎回第一生命のサイトで公開される他、書籍化も行われています。

日本漢字能力検定協会の今年の漢字、住友生命の創作四字熟語、東洋大学の現代学生百人一首、自由国民社の新語・流行語大賞と並んで、現代の世相を反映する一つの指標として使われることが多く、入選作が発表されると各メディアで取り上げられています。

ただし最近は景気の長期低迷または企業のリストラの深度化に伴う自殺の激増、所得の格差の拡大などからユーモアといえない作品が多く、度を越えたブラックユーモアだ、残酷すぎるとの意見もあり、廃止の声があることも事実です。

サラリーマン川柳歴代1位作品

考える短歌―作る手ほどき、読む技術

考える短歌―作る手ほどき、読む技術

人気ランキング : 25,880位
定価 : ¥ 693
販売元 : 新潮社
発売日 : 2004-09

価格 商品名 納期
¥ 693 考える短歌―作る手ほどき、読む技術 通常24時間以内に発送
言葉っておもしろいですね。

何気なく浮かんでくるフレーズを並べただけでは、訴える力が弱いと言うことが、文法や名詞・形容詞を交えてわかりやすくまとめられています。
実際に投稿された短歌の一文字を変えるだけで、印象や意味がこんなに変わるんだとびっくりしました。
「人に伝えるために」ということを考えながら短歌を作りたくなる本ですね。

詩や歌を作るための「うらわざ」「技術」

 書店でタイトルと著者の名前に惹かれて手にした本書の帯には「一文字の力 表現のうらわざ 『言葉の技術』教えます」と大書されていました。詩や歌を作るための「うらわざ」や「技術」を正面切って取り上げた本は、かなり珍しいのではないかと思います。
 優れた歌人である著者は、短歌の添削という作業を通して「表現のうらわざ」「言葉の技術」を、分かりやすく提示してくれています。具体的には、助詞や副詞、形容詞を使うときの注意点や句切れや語順のことなど、まさに、「うらわざ」「技術」というに相応しいポイントが扱われています。

短歌を作りたくなる

 まず、目次そのものが、短歌を作るときのコツになっている。
一度、とにかく短歌を一首作ってみて、推こうの観点にするのもよい。
 各章は、実践編(一般投稿者の短歌を俵さんが添削)と鑑賞コースの二本立てになっている。
 具体例で、言葉の技術が示されるので、「うーん、確かに。」と唸ってしまう。
 また、この短歌の技術は、散文を書くときにも参考になる。

気持ち込め 三十一文字に 託しても 足りない言葉 あふれる思い

指南書!と、かしこまらなくても読み物としても充分楽しめる。
「副詞には頼らないでおこう」
「主観的な形容詞は避けよう」
など、ここには「短歌」だけでなく、何かを言葉で表現しようとするときのヒントがある。
例えば、“しばらく”、“ゆっくり”などの副詞はとても手軽で、ある一定のイメージを読み手に与える。しかし、この「一定の」イメージこそが表現の敵なのだと教えてくれる。
また、“愛しい”とか“寂しい”という言葉、口にしたとたんに、嘘くさく感じられることはないだろうか?もしくは、その言葉では足りない、言い表せない、というもどかしさを感じたことは?
言葉と感情の間は常に温度差をはらんでいる。その温度をいかに伝えるか?それこそが表現の醍醐味なのだ、ということがじわじわと(これがいけないんですね!)伝わってくる。
各章に実例として挙げられている、有名・無名の歌も効果的。

どう添削すればよいか、という本でした

8講で構成され、1講に1つ2つ、短歌を短歌らしくする工夫が説明されてます。その工夫に従って、各講に添削例が数点、このような短歌を、こう考え、こう直した、という感じです。そして、工夫を上手く活かした歌人の短歌が、各講に数点とです。歌人の短歌は、ほとんど現在の短歌です。
短歌をどう作るか?というより、作った短歌の何をチェックし、どう修正していくか、という視点で書かれてました。
添削結果の短歌が、筆者風な印象を受けるのは、添削元も筆者風な作品が多かったからでしょうか。



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