季節ごとの季語が、解説と例句とともに並んでいます。季語は、日常語とは若干違いますが、なじみのものばかりです。季語も動物や植物、行事、天候などジャンル毎に分かれていて、よく整理されています。それぞれ、3−5句ぐらい例句が載せられています。季節とともに読むのも風流だと思います。これから俳句を作ろうとする人に、便利なハンドブックにもなると思います。また、俳句を作らない人も季節の移ろいを探し、感じる手助けになると思います。俳句ワールドへ入っていく初心者向けのいい本だと思います。「なめくじら」などの俳句独特の語感がたまりません。
俳句歳時記の分野では定評のある、角川書店の文庫版の最新の歳時記。
これ一冊で代表的な季語のほとんどは調べられます。
比較的新しい季語の収録も多くて、オーソドックスであっても新時代を意識した編集になっていて好感が持てる。
例句も各季題に三句ずつと量的に適切かつ、新しい句が多い。
文庫で持ち歩きも便利で、活字も大きく、価格も安い。
巻末の俳句Q&Aは結構勉強になって、ここだけ読んでも得した気分になる。
これから俳句を始めたい人の第一冊目には、これをお薦めします。
古い歳時記を使ってきた人もそろそろ買い換えてはいかがだろうか。
きっと新鮮な俳句が作れると思う。