金太郎の初仕事である荒船山のトンネルの工事現場で事故が起きた。リーダーシップを発揮し、その危機を乗り切った金太郎に皆の尊敬の念が集まる。仕事を達成した作業員たちも満面の笑みを浮かべて喜びを表現する。この巻で金太郎の父親の素性が明らかにされる。金太郎の父親だけあって豪快な男だ。パチンコ屋で金太郎は卑しそうなおばあさんにちょっとした親切をしたことから気に入られ家に招かれる。そのおばあちゃんはめちゃくちゃかねもち。金太郎が以前気に入られた総会屋のドンともつながっている。人脈が金太郎を中心にしてどんどん出来上がっている。ちなみに、大物たちのあこがれである銀座にある高級クラブのママも金太郎にぞっこん。その娘もぞっこんw すごいことになっている(笑)。
ただ、読んでいて非常に気持ちのいい漫画です!
「サラリーマン金太郎」は1994年から週刊ヤングジャンプに連載されたサラリーマン立志伝。暴走族「八州連合」の総長と言う経歴を持つ子持ちの元漁師がヤマト建設会長の命を救ったことにより、ヤマト建設に中途仮採用されサラリーマン人生を歩み、サラリーマンとして、人間として成長していく。本宮ひろ志氏の漫画なので見所はなんといっても主人公、金太郎の熱い男気と、その人格にまわりの人間が影響を受けていく様。常識にしばられない金太郎をはじめ、伊郷龍蔵や三田善吉、など一癖も二癖もある魅力的な人物が数多く登場し、決して成功話だけで流さずマンネリ化しないストーリーが素晴らしい。その本巻、突然の山はね事故も金太郎の見事な陣頭指揮で切り抜け、ついにトンネルは完成した。金太郎は本社復!帰前に休暇をとり、息子・竜太と帰郷。母の墓前で3歳の時に別れたきりの父・照男と再会するが・・・