海外建設事業における三大難点をすべて抱える国、ナビリアに派遣された金太郎。前任者がサハラの砂漠、言葉の壁、まったく異なる文化によって衰弱し、心身症にかかってしまった。そんな土地に派遣された金太郎とその他猛者の活躍が始まる。全体的にあまり大きな動きのない巻。
「サラリーマン金太郎」は1994年から週刊ヤングジャンプに連載されたサラリーマン立志伝。暴走族「八州連合」の総長と言う経歴を持つ子持ちの元漁師がヤマト建設会長の命を救ったことにより、ヤマト建設に中途仮採用されサラリーマン人生を歩み、サラリーマンとして、人間として成長していく。本宮ひろ志氏の漫画なので見所はなんといっても主人公、金太郎の熱い男気と、その人格にまわりの人間が影響を受けていく様。常識にしばられない金太郎をはじめ、伊郷龍蔵や三田善吉、など一癖も二癖もある魅力的な人物が数多く登場し、決して成功話だけで流さずマンネリ化しないストーリーが素晴らしい。その本巻、東北支社から本社に戻って1年、今度はマイクロウェーブ送信局建設のため、アフリカのナビリアに行!くことになった金太郎。ナビリアで金太郎を待っていたのは砂嵐の猛威と悲惨な現場で・・・