金太郎は結婚した。相手は銀座の高級クラブのママだ。女は優しさを持っているが、男にはその代わりに責任感があるという。金太郎は、クラブママであり金持ちの美鈴の資産をあてにせず、自分の収入で彼女を養っていくことを彼女に告げる。美鈴は金太郎の前でだけ、少女に戻れる。そんな男気を見せられた彼女は金太郎に自分の人生をささげる。泣く。
社内では、社長の娘と結婚した社長候補の若者が部長として入社する。裏がありそうだ。
「サラリーマン金太郎」は1994年から週刊ヤングジャンプに連載されたサラリーマン立志伝。暴走族「八州連合」の総長と言う経歴を持つ子持ちの元漁師がヤマト建設会長の命を救ったことにより、ヤマト建設に中途仮採用されサラリーマン人生を歩み、サラリーマンとして、人間として成長していく。本宮ひろ志氏の漫画なので見所はなんといっても主人公、金太郎の熱い男気と、その人格にまわりの人間が影響を受けていく様。常識にしばられない金太郎をはじめ、伊郷龍蔵や三田善吉、など一癖も二癖もある魅力的な人物が数多く登場し、決して成功話だけで流さずマンネリ化しないストーリーが素晴らしい。その本巻、美鈴と再婚した金太郎。ところが、カントリーウイスキーの川井会長の孫娘・千秋に出会い、強く惹か!れあう。ヤマト建設では会長の孫娘と結婚した大場が部長となり、後継者問題が浮上するが…