ヤマト建設が大量のリストラを発表した。金太郎は、企業にリストラされる人々のリストを手にする。彼らを一堂に集め、起業の説明をする。ヤマトの子会社をみなの退職金を合わせ購入し、社内ベンチャーとして事業をする。金太郎はまたしても熱いスピーチをし、人心を掌握する。そうして、金太郎についてきてくれた百数十名の部下とともに社長として、活躍する。事業はうまくいき、リストラ要因として窓際に追いやられていた社員たちの目にも光が灯る。金太郎は、この会社をヤマトに売却し、元リストラ要員たちをすべてヤマトに移させることに成功する。社長としての金太郎は非常に頼もしい。この熱い意思、情熱にはかなり学ぶところが多い。かっこいい!
「サラリーマン金太郎」は1994年から週刊ヤングジャンプに連載されたサラリーマン立志伝。暴走族「八州連合」の総長と言う経歴を持つ子持ちの元漁師がヤマト建設会長の命を救ったことにより、ヤマト建設に中途仮採用されサラリーマン人生を歩み、サラリーマンとして、人間として成長していく。本宮ひろ志氏の漫画なので見所はなんといっても主人公、金太郎の熱い男気と、その人格にまわりの人間が影響を受けていく様。常識にしばられない金太郎をはじめ、伊郷龍蔵や三田善吉、など一癖も二癖もある魅力的な人物が数多く登場し、決して成功話だけで流さずマンネリ化しないストーリーが素晴らしい。その本巻、着々とリストラを進める経営陣。金太郎は組合委員長として対抗しようとするが、社内で孤立し、窮地!に陥る。一時は潰されそうになった金太郎だったが・・・