年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフスタイルを確立する!
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人気ランキング : 94,471位
定価 : ¥ 1,470
販売元 : 光文社
発売日 : 2003-02-25 |
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最高のユーモア本、でももう現実じゃないの |
私はかなり深刻に今回の著書のメッセージを受け止めました。それは、確実に社会が変わって行く中で、いつも決して変わる事のない基本的な事実は、私自身も含めて、9割以上のサラリーマンは何の特徴も売り物もないという厳然たる事実なんですよね。そのなにも特別な価値をもたない私たちのサラリーマンとしての時間が、今はやりの”絶え間ない時価評価”なるものに、さらされるとすれば、この300万というのは、非常にリアリスティックな話なんですよね。つまり、普通のサラリーマンにとっては、最初の時点から、収入という意味では、将来のキャッシュ・フローの現在価値がすべて想定できてしまうという退屈な社会になってしまうわけです。したがって、もうサラリーマンも別な領域に生きていく価値を見出しましょうというわけです。その中で、どこかの時点で、ある一瞬でも想定していなかった経済的な価値が見出され、森永さんのように、このように著書が売れるようなこともあれば、それもまた楽しからずやということでしょう。でも森永さんのようなこのような本を矢継ぎ早に出す才能なんて、誰にもないもんね。森永さんが過去の著作でご推薦の不倫もなかなか年収300万じゃできないしね。そうすると森永さんには、次には、”年収300万円の時代の新しい不倫”という本でも書いてもらいましょうか。
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一読する価値あり |
私は会社の同期の友人に薦められてこの本を買いました。新入社員としてこの'300'という数字に惹かれたのかも知れません。
前半は、小泉政権の政策への批判が述べられています。金持ち優遇社会への転換について意図的に景気回復を遅らせていて、さらに構造改革が日本に新たな階級社会である弱肉強食社会の構造を作るシナリオであるという考え方に驚きました。
後半は、日本でも市場原理を主体とした経済のシステムが浸透し、競争社会へなるにつれ一部の人に富が集中して、所得格差が拡がり、その結果大多数のサラリーマンは年収が300万円台になると書いてあります。そして、300万円台でもそれを'貧乏'と考えずに、視点を変えれば'幸せ'に生活を送ることができる、と著者は主張しています。この点につい???は共感できます。つまり、「勝ち組」に這い上がって金持ちになるために、自分の人生を犠牲にしてまで働くという発想自体を転換して、インフラがそれなりに整備された日本社会ではお金を使わなくても幸福に暮らす方法はあるのだ、という考えだと思います。
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この著者は、UFJ総合研究所の部長職です。 |
この著者は、UFJ総合研究所の部長職です。
その前提条件をよく理解の上で、読んでください。
また、この国の今の経済構造には、
封建時代の影響が色濃く残っている現実があります。
つまり、
「勝者はいつまでも勝者であり、
今の支配層は、国民に施しをするよい勝者であり、
新しい勝者は、きっと自己中心のGreedな連中である。」
そのような前提が隠されてはいないでしょうか?
誰にでも勝つチャンスがある、
つまり今の勝者も、負ける可能性がある。
それが自由で活気のある社会ではないのでしょうか?
この著者の著作を発言を見聞きした場合、
木村剛氏の著作や発言も、
ひととおおりお調べになられることをお勧めいたします。
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著者がエリートという事実を知っているだけに… |
うーん。この人が高給取のエリートという事実を知っているだけに、庶民ぶってる偽善臭さが漂う。
そういう先入観がなければ違った評価になるのかもしれないが。
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フムフムと納得 |
これからの世の中は「ごく少数のエリート(または運のよい人)」と「その他もろもろの人たち」に分かれていく、という言説はずいぶん前に新聞か雑誌で読み、「そうなのだろうなあ」と思っていた。そして、実際にそういう流れになっている。そういう流れの中で、「エリートを目指さない(目指せない)人生だって、いいじゃないの、楽しんで生きていきましょうよ」という提案はストンと胸に落ちる。
私は(幸いに)間もなく定年で、年金は年300万円はもらえる。つくづくよかった(ラッキーだった)と思う。しかし子供たちは大変である。3人いて、一人は森永氏も本に書いている有名大学に進学したので多分「第一類」の層にもぐりこめるだろうが、残りの一人は「第二類(年収300万)」、最後の一人は間違いなく「第三類(年収100万)」のコースだ。
最後の一人(長男)は年収100万では結婚も出来ず、ずっと親(私)のところにパラサイトし続けることだろう。私や家内が死んだ後はどうなるのだろうか。この本を読んで、そんなことをつくづく考えました。