サラリーマン川柳に関する情報をお届けします。サラリーマン金太郎 neo 大家
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サラリーマン川柳とは

第一生命の企画コンクールで、1987年から毎年募集選考が行われています。

内容は、最近の流行や世相を反映したものが多く、
サラリーマンの悲哀や夫婦関係を皮肉やユーモアたっぷりに読んだものが多くを占めます。

優秀作品は、毎回第一生命のサイトで公開される他、書籍化も行われています。

日本漢字能力検定協会の今年の漢字、住友生命の創作四字熟語、東洋大学の現代学生百人一首、自由国民社の新語・流行語大賞と並んで、現代の世相を反映する一つの指標として使われることが多く、入選作が発表されると各メディアで取り上げられています。

ただし最近は景気の長期低迷または企業のリストラの深度化に伴う自殺の激増、所得の格差の拡大などからユーモアといえない作品が多く、度を越えたブラックユーモアだ、残酷すぎるとの意見もあり、廃止の声があることも事実です。

サラリーマン川柳歴代1位作品

知性の構造

知性の構造

人気ランキング : 16,511位
定価 : ¥ 714
販売元 : 角川春樹事務所
発売日 : 2002-11

価格 商品名 納期
¥ 714 知性の構造 通常24時間以内に発送
和製カント流定言命法的実存主義的平衡美の勧め

自由が価値の相対化を招き、真実が消失し、全体的風潮の中に個人が埋没し、自己喪失する、というのは、ある意味正しい。これは、とうの昔に、マックス・ウェーバーなどが予想したことだし、エリック・フロムなども論じた。さて、これは退廃とシニシズムを招来することになるが、西部流にいうならば、大の大人が通勤電車でエロ本を読むというような「恥知らず」な行動につながるということだ。何度か言及しているところをみると、よほど気に食わないらしい。素朴な疑問だが、例えば江戸期の日本人は、大衆の面前で枕絵を広げたりはしなかったのだろうか。とにかく、保守的言論人は、自由の退廃を嘆く余り、伝統の知に立脚した精神注入論に傾きがちで、西部もその例に漏れない。それは、マーケットの浸透による、人的・地理的境界の喪失に対する反動で、私からすれば「またか」という他ない。多くの図を駆使しているが、これは一部を除けば却って煩雑で、見ないほうがよいくらいである。結局「終章」だけを読めば事足りるが、消費する個に分解された日本人を正道に戻すためには、日本的伝統に基づいた節度を復活させ、その前提として、日本を堕落させたマスコミと、その共犯者たる知識人は断罪されねばならぬということだ。このような共同体復活待望論議は、私には単なる反動にしか聞こえない。学問の「蛸壺化」などは、丸山真男も論じたけれど、私も歴史学を専門とする立場なので、共感出来る部分はある。

本書の成果が、西部邁を他の全ての保守思想家から区別する

 西部邁の主著というべき本書は、福田和也氏の評を借りれば「人間が真面目に考えていくと、不可避的に保守的にならざるをえないということを……原理的に解明」した、「保守思想」の体系的な原理論である。
 本書が明らかにしたのは、ごく大雑把にまとめてみれば次のようなことだ。
 人間とは「言葉を用いた『真理への仮説的探求』」を宿命づけられた動物なのであり、「言葉による言葉への解釈」こそが人間精神にとって決定的に重要である。そして「解釈」のためには言葉そのものに秩序をあらしめ、その秩序(構造)について自覚的である必要があるのだが、その構造を分析してみれば、言葉というものは不断の「葛藤」に苛まれており、その葛藤を「平衡」させるべく新たな意味を無限に創出し続けるものなのだということが判明する。つまり人間の言葉(=精神=知性)は、ある意味で「危機」のただ中に置かれているのだ。そういった恒常的な危機のうちにあって、言葉(=精神=知性)に「平衡(バランス)」をもたらすという作業を可能にするもの……それが、歴史の英知を背負った「精神の型」としての「伝統」の力にほかならない。したがって人間は、「伝統」を頼りとして言葉(=精神=知性)の葛藤に耐え抜いていかねばならないという意味で、必然的に「保守的」たらざるをえないのである。
 本書においてこの「伝統」という言葉には、一般的な語感とはかけ離れた意味づけが与えられており、その意味するところを理解するのは容易ではない。たとえば「言葉の蓄積機能Aをその表現機能Eと尺度機能Mとにつなげていく範型(パラダイム)の全体をその内部から安定的ならしめている条件、それをもって伝統とみなす」という具合である。しかし、その理解こそが「保守思想」の一番のエッセンスでもある。本書に示された数々の図解をもってしても難しい作業ではあるのだが、真の意味での「伝統」(つまり我々が真に保守すべきもの)とは何なのかを探るにあたって、本書以上に役に立つものも無いのではないか。 これは知的に誠実であろうとするものにとって必読の文献だと思う。

図示されたからと言って簡単に理解できる訳ではない分野

本書は「知性の構造」、つまり著者の精神の在り様を84もの図を用いて述べたものである。x軸の+方向に原始的個人主義、-方向に相互的個人主義、y軸の+方向に伸縮的集団主義、-方向に硬直的集団主義をとり、第一象限に米国、第二象限に日本、第三象限にロシア、第四象限に欧州を配して文明の四類型を説明している部分などは比較的わかりやすい。しかし、大部分を占めている観念的・抽象的な記述はいくら図示されてもわかりにくく、私が理解できたのは全体の1/3程度だと思う。ただしこれは私自身の問題であり、哲学や思想書をそれなりに読みこなしている人にとっては理解しやすく書かれているような気がする。これまでに読んできた西部邁の著作が、政治や社会を具体的に論じたものばかりだった私にとっては荷が重かったのであるが、著者が求める知識人の在り方も十分理解できる。しかし、全てを理解していないものに☆5つを与える訳にもいかないので、一応この様な評価にした次第である。

うらやましい・・・

こういう風に、価値に絡むような事柄を、自分の頭のなかで、きちんと
整理できるて、かつ、人に図解に落としてまで説明できることに、まず
おどろきました。これらが、借りものでなく、いわば仕事のために
職人が技に応じた道具を作るように、知識人もこうしたチャートを道具
としてカスタマイズするんだということを初めて知りました。
しかし、チャートは自分だけのものとして、つたなくても経験や思索を
とおして、自分で所序につくっていかねば意味がないはず。
この本の中の各チャートをあたかも出来合いのテンプレートとして
拝借するようなマネは許されないのでしょう。。。
一つの身の処し方として興味深かったですが、なかなかまねはできない
なぁ・・・

なんと図解!

物事の価値を判断するには、その礎となる信念や哲学が必要なのはいうまでもないが、なかでも知識人の哲学を示そうと試みたのが本書である。著者自身が「知性の骨格」と呼ぶ三十歳代から組み立ててきた図形的解説を、「羞恥を押し殺しつつ開示」したという本書だけに、その意義は大きい。なにやら著者の秘密の引き出しをのぞき見したような、少々助平な興味を満たしてくれる本である。宗教人の価値体系が信仰に依るなら、知識人のそれは何に依るのか?相対主義やイデオロギーなのだろうか?読み進めていくうちに、知識人であることは、厳しい思索を通してバランスを獲得するという極めて心もとない営為だということに気付かされる。それは宗教人の悟り至る道のりに比することができるのではないだろうか。そうすれば「知識人」が「瀕死の状態にある」のも無理からぬことなのか。著者の政治的・思想的立場に賛否はあるだろうが、本書を一読する価値は十分にある。



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