ケーススタディで学ぶ「コーチング」に強くなる本―現代の上司に必須のコミュニケーションスキル
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人気ランキング : 16,579位
定価 : ¥ 540
販売元 : PHP研究所
発売日 : 2001-11 |
コーチングのケーススタディーを集めた書。各ケースの状況設定はじつに細かく具体的である。「やる気の見られないベテラン部下のケース」の例として紹介されているのは、能力主義人事で総務課長に抜擢された38歳の男性(コーチングをする側)と、上司の指示をのらりくらりとかわすベテラン係長の52歳の男性(コーチングを受ける側)。そこに、仕事に不慣れな23歳の女性経理スタッフが加わる。女性スタッフはベテラン係長の父親然とした態度に閉口ぎみ。 年上の部下をコーチングするこのケースでは、話しやすい場を設定する、まず相手を認める、過去を否定しないなど多数のポイントが挙げられている。本人に問題点を気づかせて解決をサポートするのがコーチングの要諦だが、その点はベテラン係長に女性スタッフの問題解決にあたらせて本人の改善点を導き出す、無駄な電話の時間を短縮させるなどの方策を挙げ、行動から意識改革を促す実践的な方策が示されている。コーチングのツールである質問法は、会話例から学ぶことができる。 ほかにも、処遇に不満をもつ部下、職場復帰した女性社員、自分のスタイルを崩そうとしない若い部下、反抗的な態度を取る部下などのケーススタディーが紹介されている。若者の気質や女性間の対立を扱ったケースはうまく事が運びすぎているとも思えるが、最近の若者に接する際のヒントになるだろう。コーチングは相手を認め、可能性を引き出す奥深い技術。本書を読んでその要点を理解すれば、上司としての幅を広げられるはずだ。(棚上 勉)
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わかりやすい! |
今まで、リーダーシップやコーチングの本を何冊も読みましたが、考え方としての理解はできても、実際どのように接すればよいのかがわかりにくく思うようなコミュニケーションが取れませんでした。
この本は、会話方式で書かれていますので、事例に基づいた指導の仕方、コミュニケーションの取り方が手に取るようによくわかりました。
今から勉強を始めようという方にいいと思います。
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文庫でこれだけ学べるお得感 |
著者の前作『入門ビジネス・コーチング』は大変分かりやすくまとめられたものだったが、今回はケーススタディ、つまり会話例が中心である。会話例があることで、親しみやすさが増し、すんなり頭に入ってきたので、こちらの理解度もかなり上がったように感じる。
この本は「会話例」「解説・ポイント」「まとめ」の構成になっているのが、非常に賢い。はじめは特に意識もせず読み進むのだが、だんだん要領を得ると「会話例」を読む時点で「あ、ここはこう言った方がいいのに」「自分だったらその代わりにこういう行動をとるな」などと反応できるようになる。これは「相手(読者)から答を引き出す姿勢」という観点から見れば、コーチングの一つのスタイルを踏襲しているのかもしれない。また、「まとめ」は簡単な箇条書きなのだが、会話例と解説の後で読むので、一行でもフンフンと頷けるのである。これが逆の順序、つまりまとめから入り、会話例で終わる構成だったら、ここまで楽しくは読めないだろう。
前作にも会話例はあったが、たしか女性は「お局さん」的事務社員しか登場しなかった。今回は女性の正社員と派遣社員にある微妙な壁について触れていたりして、リアル感はバージョンアップしている。他の例も、登場人物の年齢や立場が様々で、とても参考になった。
一番心に残ったのは「意識改革よりも行動改革」というポイント。日常の一言、つまり上司や部下をどう呼ぶかという一見些細な問題にも触れ、「明日からこうしよう」という気にさせてくれる。行動を変えることで意識もついて来る、という話には説得力があった。
また、山本五十六や松下幸之助の言葉をさりげなく効果的に散りばめるなど、著者の引出しの多さを垣間見る一冊でもある。文庫でこれだけ学べるというお得感がある。
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管理職向けコーチング事例 |
企業の管理職でコーチングの基礎を理解してるひとには、具体例とポイントが簡潔にまとめられており、役立つ1冊でしょう。
ただ、コーチング全般のスキルを高めたい人には、範囲が特定されているので物足りないかも。
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コーチング初心者のハードルを下げる本 |
勤務先でコーチングの研修を受けた。
わかりやすいテキストに関心。コーチング上手の上司に感謝。
日常的にコーチングを受けられる恵まれた状況なのにもかかわらず。
自分はできない・・・!
この本でわかりやすい人物設定と具体的な会話例を読んだら、
人間関係を客観的に見ることができるようになり、
コーチングを実践的に理解できるようになった。
年下のできる部下や上司、ベテラン部下への対応の仕方などは、
本当にためになる。
コーチング初心者には、続編で出ている応用編よりも、
上司と部下の普遍的な感情の動きをわかりやすく伝えている本書が
お勧め。
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「コーチング」、意味分からなければ、先ず本書 |
上司の部下に対する指導法として近年よく使われる「コーチング」ですが、実際にはどのようなものか良く分からない方も多いと思います(私もそうでした…)。本書は豊富なケーススタディーによって、コーチングの要点を非常に分かりやすく教えてくれる良書です。
全部で8つ(ショートケーススタディを含む)あるコーチングの事例は、年上の部下、職場復帰した女性社員と派遣社員、自分のスタイルを崩さない若い部下等々、変化に富んでいて読み物としても充分堪えうるものとなっています。全てがハッピーエンドで終わっているのは、この際愛嬌としましょう。
考えが違う部下を持った時、怒鳴りつけても仕事の能率を上げさせる事はできません。できたとしても、それは一過性のもので終わってしまうでしょう。相手のよさを引き出し、ともに成長し、ともにモチベーションをアップさせていくために、コーチングは必要とされるのです。成果主義が次々と導入され、ともすればドライになって行くかもしれない今後のオフィスですが、だからこそコーチングの重要性が今後も高まって行くことでしょう。