「仕事は楽しいかね?」「仕事は楽しいかね?2」の著者による、おなじみ"マックス老人"による楽しいビジネス人生論です。今度はマックス老人の姪が登場します。物語は、彼らがやりとりしたe-mailによる対話で進行します。彼女は田舎の職場に配置転換となり、失意の底にいるところからe-mailは始まります。そこで、マックス老人が色んな企業人の逸話(おそらく実話)を引用しながら、逆説的なアドバイスを姪におくり続けるわけです。(ネタばれにならないように詳細には触れませんが、姪に色んなこと(社内事情、人間関係)がふりかかってくるところは、実社会でも実際良くあることです:業績が悪くて、やる気がなく意気消沈とした職場、仕事を押しつけてくる意地悪そうな上司、新しい人間(姪)に向けられた冷めた視線、等々) さてそんな中、マックス老人のアドバイスが如何に姪を奮い立たせたのか、そして最後はどうなったか? それは読んでからのお楽しみです。中間管理職な私が読むと、部下の管理の仕方/上司からの管理のされ方のところ等、参考になるところが今回もビッシリです。
「仕事は楽しいかね?」シリーズを読まれた方は、以前のマックス老人の教えをまた別の角度から復習できることと思います。(今回のキーポイントは、正しい"AND"の使い方です。Aだけでなく、Bもやる。ここで"A and B"のスキームが"A but B"でも表せることに意識しないといけない:例えば、快適 and 刺激的。"but"で置き換えが出来る"and"こそが重要!)
該シリーズを読まれてない方でも読めますが、そういう読者には「仕事は楽しいかね?」シリーズの方も御一読をお薦めします。
この本のマックス老人や、「プロフィット」(スライウォツキー著)のデビッド先生のような、人生の師(mentor)に如何に出会うか、が人生における分岐点ですね。もし身の回りにそのようなmentorがすぐにみつからなくとも、これらのような本の中にmentor達を見出せることは嬉しいことです。