人気ランキング : 384,956位 定価 : ¥ 1,575 販売元 : はまの出版 発売日 : 2004-02
川柳は作ろうとすると易しいようで、難しい。そこで、まずは先人の「名作」を解説付きで読む、というのが常套だろう。本書は珍しく若い女性(川柳や俳句は年寄りのもの、というのは固定観念です、はい。)による解説である。その解説がまた、痛快で川柳以上に面白かったりする。作者の解説も簡潔であり、川柳の背景が見えて楽しさ(あるいは辛さ)がより鮮明になっている。本書の構成は「男と女」、「職場・社会」などの5つに分類されており、それほど、世の中は「川柳のネタ」になりやすいのだとしみじみ感じる。俳句も川柳も五七五という短いフレーズで、ズバリと世の中を(あるいは自分を)詠むことが醍醐味だが、この本はその醍醐味をいかんなく、読者に伝えてくれる良書である。これを読んだら、実作の本を読みたくなる。